•日時 2018年11月12日 月曜日
13時30分〜15時05分(5、6時間目の授業)
•開催場所 神奈川県横須賀市立衣笠中学校 体育館
•参加者 1年〜3年全校生徒及び先生方
•目的
生徒たちに、命の大切さや時間を有効に使い目標に向かって努力することの大切さを、講師の講話や
生き方から実感させ生徒の変容をうながす。
第1部 講演会(講演50分+DVD映像10分)概要
「今日みんなに会えたことに、感謝する。
この時間に、また次はない。
だからみんなと一緒に同じ時間を共有することの大切さを感じて欲しい。一人一人みんな違う人間だから、
考えがみんなと同じでなくていい。でも何か気づきを感じで欲しい。」
「まず始めに、がんという病気は怖いと思う人手を挙げて」
半分以上の生徒が手を挙げる
「ではがんは怖くないって思う人?」
3人手を挙げる
「がんは怖い病気ではない。がんの治療を受けて5年、フットサルも仕事もきちんとできている。
みんなが大人になって身近にがんと向き合うことになる時があれば、その時今日の話を思い出して欲しい。」
久光選手紹介DVD
「あきらめることの大切さをがんになって学んだ。
自分にできないことはあきらめる。できることを一生懸命にする。生きた証を残したい。
だから今までにない、治療しながら現役でプレーすることにこだわっていきたい。」
講演
「がんになったから不幸かといえば、そんなことはない。人間はいつどうなるかなんて誰にもわからない。
だから今を大切に生きて欲しい。
1日1日の日々があたりまえのことではない。
友達、先生、家族もあたりまえではない。
人はひとりでは生きられない。だから周りの人に感謝しよう。もし失敗した時は過去を振り向かずに前に
進もう。失敗した後に何をするのか考えること重要。
みんなの笑顔はみんなのものだけでなく、
みんなを応援してくれた人全ての人を笑顔にできるのだから。」
フットサルリボン活動 紹介DVD
「みんなより年下の小さい子ども達ががんと戦っている。治療しながら一生懸命生きている。
みんな、病気になりたくてなった子はひとりもいない。だから差別はしないで欲しい。
そういう人たちと向き合って欲しい。
もし、自分がその立場になった時に、何をしてもらいたいか考えで欲しい。」
「このあとのフットサル交流会は楽しもう。
本気でやろう。友達を応援してあげよう。
この時間は今しかないのだから」
第2部 フットサル交流会
フットサル試合形式 (久光選手+教員チームvsサッカー部)
第1試合 1年教員vsサッカー部男子1年
第2試合 2年教員vsサッカー部男子2年
第3試合 3年教員vsサッカー部男子3年
お礼の言葉
生徒会長より
生徒の感想 抜粋
1年生
•1秒1秒を大切に生きて生きたい。
•自分にできることを一生懸命する。
•これから先、辛いことがあっても絶対生きる。
• 友達や家族を大切にしたい。
•先生と生徒の試合が楽しかったです。
2年生
•病気と知り暗い気持ちにならずに頑張っている姿はすごいと思った。
•自分が病気にも関わらず、病気の子ども達にフットサルを教えて周りの人を笑顔に変えるのは素晴らしいと
思った。
•自分に自信を持つことが大切で、これから色々なことに挑戦したい。
•周りに病気の人がいたら、自分にできることを はないか考えていきたい。
3年生
•フットサルをしている、久光さんがとても輝いていました。その姿を見て努力はは必ず実になると思った。
•周りの人を笑顔にさせられる人間になりたい。
•自分が今を不自由なく生きていることはとても貴重で大切な時間だということがわかった。
•自分の人生はよくわからないけど、これから自分の生き方を考えていきたい。
•病気や障害を持った人を差別してはいけない、と思った。
学校関係者の話
本日は、「命の大切さ」「がん教育」について
深く学ぶことができました。
授業で、教員が教えるのも大切ですが、
実際にがんの治療を続けながら、前向きに活動している久光選手の生の声は、多感な時期の子どもたちの心に響くと
思います。子どもたちも普段以上に真剣に講演を聞いていました。
神奈川県横須賀市立衣笠中学校の関係者の皆様、お招きいただきありがとうございました。
私ども、一般社団法人Ring Smileでは、
学校関係や企業様などに、こうした講演やフットサル交流会などを承っております。
がん経験者の生の声と、がんの治療しながら本気でプレーする姿を一度ご覧下さい。
文責 フットサルリボン 須藤聖子