第17回フットサルリボン慰問レポート

  • 2017.9.12
  • 活動レポート

第17回フットサルリボン慰問レポート

                                                                 フットサルリボン   須藤 聖子                             

・日時:2017年8月7日  14時00分〜17時30分
・場所:神奈川県内病院
・参加人数:入院患者とその家族、約40名
・参加年齢:3歳〜15歳

目的:
  フットサルボールを使ったアクティビティを通じて、現役のフットサル選手の技術の体感
  自らも闘病中である久光選手の言葉に共感できるとともに、入院生活における気分転換で今後の治療法に
  対する前向きな気持ちを持ってもらう。

・訪問者:
   久光重貴選手(湘南ベルマーレフットサルクラブ)
  久光 邦明氏                   

・協賛:
   株式会社アントレックス
   株式会社オリエンタルバイオ
   株式会社ドリブルジャパン
   クロックス•ジャパン合同会社
   日本フットサルリーグ(Fリーグ)
   湘南ベルマーレフットサルクラブ

「協力することの大切さを学ぼう!」

                        

14:00~15:00  4東病棟

久光選手より挨拶
  「今日は思い切り声を出そう。できないってはじめから言わない。最後まで諦めないでチャレンジ
   しよう。でも、できなかったら、何でできなかったか、考えることも大切」

アクティビティ
  フットサルのボールに慣れました。
  「フットサルは足の裏とかかとを上手く使って前後ろ、前後ろと慣れよう」
  両足を治療中で車イスの男の子がいました。
  「足を怪我していて、足でボールがさわれない時、どうしたらボールを動かせる?」と久光選手が男の子に
  考えさせます。
  少し考えて男の子が「手を使う!」
  「そう、みんなもできないことは、どうやったらできるのか、考えていこう」と、足や手でボールの
  感触を味わいました。
  次に大人と子どもとペアになって手を繋ぎ、久光選手の掛け声に合わせて、
  右、左、交互にボールに足をのせます。
  慣れたら、今度は頭、肩、お腹、ボールのいずれか、久光選手から指示されたところを早く触ります。
  間違えたりすることもあり、子ども達からは笑い声が溢れました。
  「みんなで声出してみんなであそんで楽しいよね?」
  「これからは、みんなで遊ぼって周りのお友達にも声をかけてね」
  「ボールが1つしかなかったら、みんなどうする?ボールひとつでもみんなで遊べるよ。」
  右端の男の子からボール一つをみんなでパス回し。次に逆周り。
  「隣のお友達にパスする時、どうする? 友達があっち向いているのに、パスしたら、ボール
  どこかに行っちゃうよね。ボールを渡す時は、友達に声出そう。呼ばれたら返事しよう」 
  ボール2つで挑戦。ボールが回ってくるのが、早くなるので子ども達も一生懸命ながら、笑顔が絶えません。

最後に久光選手がドリブルするところに、10数えるうちに子ども達がボールを触れるか、久光選手と競争です。
女の子が手を挙げました。
周りのお友達は大きな声で10数え、「がんばれ」と声援。 ボールを奪うことできませんでしたが、
「できなくてもいい。最後まで頑張った。一生懸命やる。挑戦することが大切なんだ」

プレゼント贈呈
  プレゼントのトートバックの言葉の説明
  「ひとりはみんなのためにみんなはひとりのために」
  日本フットサルリーグ(Fリーグ)様より全チームのエンブレム入りボールをご提供いただき子どもたちに
  プレゼントしました。

挨拶
  「短い時間だったけど、みんなとボール触れて楽しかった。治療することも大切。勉強も大切。退院したら、
  ぜひ、小田原まで湘南ベルマーレのフットサルの試合を見に来て欲しい」

記念撮影

15:00~16:00  体育館

  10歳から15歳と年齢が高い子ども達だったため、早速、アクティビティへ
  ボールをひとりひとつ持ち、ボールを真上にあげてその間に10手を叩く。できたら次は20手を叩く。
  2人1組になりボールの上にもうひとつボールをのせてバランスよく相手に手渡す。
  次にお互いボールをパスする。
  「ボールをパスする時にどうする?相手があっち向いている時にパスしてしまったらボールどこかに行っちゃうよね。
  バスする 時に相手に声かけよう。何でも声を出すこと、人に何かを伝えるって、とても大切なこと」

  3チームに分かれ試合
  「試合楽しもう。回りのみんなと一緒に何かする事は楽しいこと。」
  治療を診てくれている、ドクターも子ども達に混ざって一緒に汗を流します。
  みんな真剣にボールに向かって行きます。あきらめる子や投げ出す子はいません。
  ボールひとつをみんなでパスでつなげ、ゴールを決めた時の喜びは最高です。
  ゴールを決めた子にみんなが集まりハイタッチ。
  子ども達の声や笑顔が体育館中に広がり、見学していた看護師さんの笑顔も光ってました。

挨拶
  久光重貴
  「今日、先生や友達みんなと一緒にフットサルの試合を一生懸命したこと忘れないで。ありがとうっていう言葉を伝えるのも
  忘れないで欲しい」

  久光邦明氏
  「何で今日は楽しかったか、それは今日のために一生懸命やってくれた先生や看護師さんがいたから。
  全員で頑張って、心から嬉しいって気持ちが湧き出たから、お友達とハイタッチしたんだよ。
  今日の試合を思い出にして欲しい。」

プレゼント贈呈
  この度はクロックス•ジャパン合同会社様のご提供で、子ども達に院内で履くように、クロックスをプレゼントさせて
  いただきました。 お子様、ご家族様も大変喜んでおられました。

記念撮影

16:30~17:30体育館

  通常の院内フットサルスクール
  入院している子ども達に加え、先月まで入院し無事退院した男の子がスクールのお手伝いに毎回来てくれています。
  「はじめからあきらめないこと。
  やってみて、できなかったら何でできなかったか、考えながら、スクールやっていこう。」
  ボールを足の裏を使って慣らし、次に右、左、右、左と交互にリズミカルに足をボールにのせる。
  2人1組で向かい合ってボールをパス。
  久光選手、邦明氏が2人1組の間を行き交う。久光選手、邦明氏が自分のところを行き過ぎたら
  ボールをパスする、2人にボールを取られてはいけない。
  「相手とタイミングを合わせて、合わせるには声をだそう」

試合

プレゼント贈呈

記念撮影 

感想カード

感想

 

終わりに
  今日も、子ども達、ご家族、病院スタッフの皆様と『笑顔の連鎖』を繋ぐことができました。
  皆様のご協力に、深く感謝しております。
  ありがとうございました。

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