第16回フットサルリボン慰問レポート

  • 2016.12.8
  • 活動レポート

・日時:2016 年 10 月 31 日
                            11時00 分〜17時 00 分
・場所:神奈川県内病院
・参加人数:入院患者とその家族、約 60 名
・参加年齢:1 歳〜15 歳

目的:
       フットサルボールを使ったアクティビティを通じて、現役のフットサル選手の技術の体感、自らも闘病中
       である久光選手の言葉に共感できるとともに、入院生活における気分転換て今後の治療法に対する
       前向きな気持ちを持ってもらう

・訪問者:
              湘南ベルマーレフットサルクラブ 久光重貴選手
              久光 邦明氏
              レックス(着ぐるみ)
・協賛:
             ブルータグ株式会社
             株式会社アントレックス
             株式会社ドリブルジャパン
             日本フットサルリーグ(F リーグ)

            「目標を持とう!」

                        

11:00~12:00 クリーン病棟

久光選手より挨拶
     「今日は約束してほしい。できない、って始めから言わない。最後まで諦めないでチャレンジしよう。
     今日は思い切り声を出そう。」

3101

アクティビティ
     フットサルのボールに慣れました。
     「フットサルは足の裏とかかとを上手く使って」前後ろ、前後ろ

3102

      次に久光選手と、ひとりずつパス

103103

         「ボールが1つしかなかったら、みんなどうする?ボールはみんなで楽しむもの。」
          右端の男の子からボール一つをみんなでパス回し。次に逆周り。
         「隣のお友達にパスする時、どうする? 友達があっち向いているのに、パスしたら、ボールどこかに
      行っちゃうよね。言葉にしないと、わからない。これからも自分のしたいことは、口に出していこう。」

         久光選手らがフットサルの技を披露しました。

3104

狭い子どもイスの間に、キック。しかし2回とも、入りません。子ども達からは「久光選手がんばれ〜」と声援。
次に子ども達も挑戦しました。
久光選手がトンネルを作り、そこにめがけてキックです。男の子が手を挙げ、女の子も挑戦しました。

3105

     最後に久光選手がドリブルするところに、10数えるうちに子ども達がボールを触れるか、久光選手と競争です。
     男の子も女の子もぎりぎりで触れることができました。

3106

プレゼント贈呈

3107

     「プレゼントを貰えるのは、当たり前じゃない。今日短い間だったけど、ボール使って体を動かした。
      みんなが頑張ったからプレゼントされるものだということ忘れないでほしい。」

記念撮影

103108

病室訪問
     
アクティビィティに参加できなかった子ども達の病室に選手が個別に訪問し、 子どもと触れ合いました。

14:00~15:00  5西病棟   

     午後からは、久光選手、久光邦明氏、レックスと3人で訪問しました。
     とても楽しみに待っていてくれたそうで3人が登場すると、大声援です。

久光選手の挨拶
     
「できるか、できないかわからないことは、やってみないと、わからない。だから始めから挑戦しないで
      諦めないで欲しい。   普段病棟では大きな声を出せないけど、今日は思い切り声を出そう。」

3109

アクティビティ
     始めにフットサルのボールに慣れました。足の裏とかかとを使って前後ろ、前後ろ。椅子に座ったままの
     次は立って、前後ろ前後ろ。 2人でひと組になり、ボールの上に右、左交互に足を乗せます。

3110

     車椅子の子ども達には、選手達も椅子に座って同じ目線で、ボールに触れました。
     始め緊張していた感じでしたが、ボールにも慣れてきて、子ども達も笑顔が増え、
     声も出るようになりました。

3111

     院内学級から戻ってきた子ども達も増え、みんなでボール一つで楽しみました。
     「ボール一つしかなかったら、みんなどうする?ボールは人を傷つけるものではない。
      みんなで楽しむもの」
 久光選手、久光邦明氏が加わり右端から隣のお友達にパス。
      次に逆周り。最後にボール二つでパスに挑戦しました。
     ボールに慣れたところでレックスの登場です。レックスの股の下めがけてキックです。
     始めは遠慮していた、子ども達も、「今日の約束なんだったかな?チャレンジすることの、
     大切さを、伝えたよね。」
と久光選手からの問いかけに、15歳の男の子が挑戦。
     次々と、子ども達から手があがりみんなでキック。一回では入らなかった子ども達は
     何度も、挑戦してみました。

3112

     「チャレンジすることの大切さを学ぼう。なんでもやってみないとわからない。あきらめないで。
      やって出来なかった時は、なんで出来なかったのか、考えることも、必要。」

     最後は、久光選手から10数えるうちに、ボールを奪えるか競争です。
     15歳のサッカー経験者の男の子が率先して挑戦し、他4人の子ども達も、奪うことができました。

3113

     「みんな入院していることが、あたりまえじゃない。治療を頑張って是非、湘南ベルマーレの
      試合を観に来て欲しい。 この時間をみんなと過ごせたことに感謝。みんなはひとりじゃない。」
と、
     締めくくりました。

3114

プレゼント贈呈

3115

記念撮影

病室訪問

16:00~17:00 体育館

     体育館にて、動ける子ども達と、外来患者の子どもを含めてフットサルのアクティビティ

ゲーム
     子どもチームvs大人チームでゲーム103116     

      子ども達は、この日初めて会った子どもも多く、即興のチームにもかかわらず、パス回しが上手です。
      キック力も素晴らしいです。大人に負けじと真剣に走り回ってました。

子ども大人を混ぜたチーム分けでゲーム

3117

先生を加えたチームでゲーム

103118

サッカー的当てチャレンジゴール

3119

     子ども達が協力して、合計20点を目指します。しかし、全員周り終わっても、あと5点足りません。
     子ども達は最後のキッカーに久光選手を選び、みんなで応援。見事7点を打ち抜いて、見事20点超えました。

プレゼント贈呈

103120

記念撮影

終わりに
     
ご協力頂きました、病院スタッフの方からのコメントです。
    「お子さんたちの笑顔、ご家族の笑顔がとても素敵でしたし、体育館でのゲームを見ていて感動しました。
     本当に、感謝いたします。」
     この度も、『笑顔の連鎖』を繋ぐことができました。ご家族の方、病院スタッフの皆様のご協力に、
     深く感謝しております。
     ありがとうございました。

ニュース一覧