フットサルリボン第3回慰問レポート

  • 2014.4.17
  • 活動レポート
  • 日時:2014年4月17日15時00分~17時15分
  • 場所:宮城県内病院県内病院
  • 対象:小児科病棟入院患者(60人)
  • 協力:株式会社ドリブルジャパン、株式会社アントレックス
  • 概要:
    1. 動ける子どもたちを集めてボールを使ったアクティビティ
    2. 病室の個別慰問
  • 訪問者:
    デウソン神戸 鈴村 拓也選手
    湘南ベルマーレフットサルクラブ 久光 重貴選手
    株式会社アントレックス レパード(着ぐるみ)

実施レポート

1. 動ける子どもたちを集めてボールを使ったアクティビティ(30分)

動ける子どもたちに食堂に集まってもらいボールを使って遊びました。参加した子どもは10人でした。みんなが作ってくれた「ようこそ!ひさみつ選手 すずむら選手」と書かれた飾りの前で二人が自己紹介をしました。

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鈴村選手も交じって子どもたちとペアになり、ボールを足で転がして歩いたり久光選手の掛け声に合わせて動きました。お母さんや医学部の学生さんたちも参加してくれました。

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最後に小児科の先生や2人の選手からボールを奪ってみたい!という子どもがチャレンジして、見事景品のシリコンバンドを勝ち取りました。

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2. 西病棟と東病棟に分かれて病室の個別慰問(105分)

久光選手と鈴村選手が東西に分かれて乳幼児や病状によってアクティビティに参加できなかった子どもたち60人ほどを個別に慰問しました。ひとりひとりと話しながらプレゼントを渡したり握手をし、十分な時間をかけて病棟をまわりました。着ぐるみも両病棟をまわり、幼児と握手をしたりハイタッチをしました。宮城県にある病院ということで被災が原因となって入院している子どももいました。

感想

    病院側から

  • 普段、病棟では身体を動かすというアクティビティは少ないので、今回の慰問で子ども達も、よりいきいきとしてとても良かったです。
  • 子どもだけでなく母親も癒されたようです。いつも子どもに付き添い、気を遣って外出もできない状況なので。スポーツ選手が来てくれて、とても喜んでいらっしゃいました。
  • 継続的に来ていただく事はできないでしょうか?

    子どもたちから

  • 僕も早く元気になって神戸へ行って鈴村選手の試合を見たい。お母さんにOKをもらう。さっきゲームをしたけれど、僕の足はあんなに強くないよ。どうしたら選手になれるの。
  • 着ぐるみに驚きつつも泣いた子どもは1人もおらず、慣れてくると手を振ったり握手をしてくれました。

    親御さんから

  • この子は声が出せないんだけれど、口の形で喜んでいるのが分かります。プレゼントも良い思い出になります。ありがとうございました。
  • (選手も病気と闘っていると聞いて)そんなふうには見えないので、こちらが元気をもらいました。病気と闘っていてもこんなになれるんだって。
  • 被災地ではイベントは多いけれど病院にまではやってこないので、こうして今日来てくださってとても嬉しい。物ではなく気持ちで繋がれる支援がありがたいです。
  • 子どもが退院したら一緒に試合を観に行きます。

    選手から

  • 以前サッカーをしていた少年に出会い、Fリーグの試合会場などでボールを蹴らせてあげたいと思った。
  • 被災が原因で病気になって入院している子どもがいた。やはり他の地域よりも支援を手厚くしていきたい。
  • 自分にできる事がある。自分にしかできない事がある。でもたくさんの方々の協力があるからこそできる。
  • 病院では通常出会えない人(選手)たちと会って話せたということで親御さんたちが喜んでくれた。今回は特に子どもだけでなく家族や医療従事者の方々も喜んでもらえた気がする。
  • もちつき大会や節分など病院の通常のイベントに重ねて慰問ができないだろうか。
  • 子どもから自分が被っていた帽子が欲しいと言われ、持ってきていた色違いの帽子をプレゼントした。親御さんからも大人用のシリコンバンドが欲しいと言われた。病気の辛さを体験しているという共通点以外にも、みんなと共有できる物や時間を増やしていきたい。
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